ありがとうの使い方
日本では日常生活の中で
誰かに何かを教えてもらったら
ありがとう。
何かものを借りたら
ありがとう。
落としたものを拾ってもらったら
ありがとう。
ありがとうがたくさんありますよね。
私はありがとうが好きです。
ありがとうと思ったときは伝えたい!と
思うし
誰かにありがとうを言われたら嬉しいです。
そう思って、エチオピアでも、同僚に
エチオピアのありがとう
አመስግናለሁ(あむせぐなっろ)をいつも伝えてました。
でもある日、
アムハラ語を教えてくれた同僚に
「なぜあなたはいつもあむせぐなっろって言うの?」
と聞かれました。
「え、だって今アムハラ語教えてくれたから…」
と言うとその同僚は笑って
「そんなの当たり前でしょ!
あむせぐなっろって言うほどじゃないよ。」
と、笑われてしまいました。
道を教えてくれたり、ものを貸したり
食べ物を分け合ったり、なにか助けてもらったり…
小さな出来事は、ありがとうと言うまでもなく
やって当たり前ということのようです。
感謝は大事とは思いますが、ありがとうと言わなくてもお互い様でしょ!という気持ちもあるのかなぁ…と感じました。
逆に小さなことにありがとうを言うと笑われてしまうほどです。
そのおおらかさもそれはそれで、好きだなあと思います。
そして、逆に、
アムセグナッロと言ってもらえた時は
あ、ほんとに喜んでくれてるんだなっということが伝わってきます。
同僚との会話があってから数日、
しばらく日本語で「アリガトー」と
あだ名をつけられて呼ばれていました…
ちょっと、いじりすぎだよね…?笑