★エチオピア街歩きクイズ★その1

エチオピアの街中は

日本とは全然違うものがたーくさん!

 

何コレ!?と、びっくりしてしまうもの

なるほど!と、アイディアに感激するもの

人の暮らしというのは

その地にあった方法で発展していくものなんだな…と見ていておもしろいです。

 

そんなエチオピア街歩きのなかから

クイズです!

 


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↑こちらの写真の建物

ただいま、

廃屋として壊しているでしょうか?

それとも、建設中でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

答えはもちろん「建設中」でした。

 

日本の建設中の建物ってこんな風に中をみることって難しいですよね。

エチオピアの建物は作っている間、

建物の外側に保護カバーなどを付けないので

作っている様子がよく見えます。

ブロックを一つ一つ積み上げて行くようすや

曲線を作る為に削る作業などなど…

保護カバーがないので

建設中の建物の近くを通ると

作業用の水が上から降ってきたり

ブロックの欠片が落下してくることも、、、!

 

私がびっくりしたのは

建設中のまだ壁を創っていない建物の中に

作業員が住み着いていること!!!

 

建設中なのに部屋の中に洗濯物が干されていて

よく見ると中で人が寝泊まりしていたのです!

 

家に帰るのがおっくうなのか

仕事熱心なのか

帰る家が無いのか、、、、

理由はわかりませんが

 

 

そういうことも、あるのですね~。

 

エチオピアの食べ物

 

エチオピアの食べ物といえば

インジェラ!!

テフという粉を発酵させてクレープ状に焼き

それを豆や野菜で作られたワットと言われる

カレールーのようなものを包んで食べるものです。

 

このインジェラ、よく雑巾とか

お手拭きとか色々言われてますが

私はかなり好きな食べ物です。

焼きたてのインジェラはふわふわモチモチで

酸味も少なく食べやすく

豆で作ったワットはやさしい味がします。



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↑これは野菜のインジェラ

バヤイナットというものです。

エチオピア人はカリヤといわれる

青唐辛子(写真中央)を丸かじりしながら

インジェラを食べます。

当たり前ですがスゴく辛くて(特に種!)

エチオピア人ですらヒーヒー言いながら食べます。笑

ワットの種類によってはバルバレという

赤とうがらしの粉をつけて食べることも。。。

こちらもヒーヒー言いながら食べます。笑

 

辛いなら食べなきゃいいのに!と言うと

カリヤがないとおいしくない!

この辛いのがいいんだ!

そして、

この辛さがお腹のばい菌をやっつけてくれるんだ!

と、言ってたべています

 

インジェラ大好きなエチオピア

人によってはほかの国の他の食べ物を

一切受け付けないという人もいます。

 

エチオピア人の家に招待されたとき

私が日本の煮豆を手みやげに持って行くと

一口食べて、

豆が甘いのは変だ!甘いのはバナナとかケーキだけ!豆は甘いのはおかしい!

といって庭にゴロゴロとその煮豆を捨ててしまいました。

豆を庭に捨ててしまうほど

違う国の違う味を許せなかったのだなぁ、、と

赴任直後の私にとっては衝撃的でした、、、😅

 

そんなことがありながらも

私もインジェラがすきなので

ことあるごとにインジェラを食べてしまいます。 

日本に帰国後、きっとインジェラが恋しくなるんだろうな.....

 

インジェラエチオピア独自の食べ物。

そして、

エチオピアで使用されているアムハラ語も

エチオピア独自の言語。

ということで、

アムハラ語話せるようになりたいな、と言うとエチオピア人に

インジェラをたくさん食べなさい!

アムハラ語がお腹に住み着くから!」

なんて言われます。

 

 

そんな迷信(?)もあるのですね!

ハーフマラソンに出てみました!

エチオピアが陸上大国なことは

有名ですね!

東京オリンピックの金メダリスト、アベベのように

長距離がとても強いエチオピアです。

 

エチオピアは標高が高く、

首都アディスアベバで2500メートルほど。

ちょうど富士山でいうと、五合目あたりです。

なので、生活しているだけで高地トレーニング。

 

私も赴任直後は酸欠状態で、高山病になっていました。

頭痛や眠りが浅かったり、

階段を少し上るだけでゼーゼーと

まるで100メートル走ったような息切れをしたり...。

また、お湯の沸点が低く、すぐ沸く割には

パスタは半生、、、なんてこともしばしば。笑

 

そんな高地のアディスアベバに住んでいる今がチャンス!と、マラソンを始めました!

週に数日、走るだけでかなりのトレーニングになります。

その成果を試したくて

南部民族州にあるハワサというところで開催された

ハーフマラソンの大会に参加することに!


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参加者は外国人が多いですが、

エリートコースはやはりエチオピア人で、

スゴいスピードで走っていきます!

やはりこの高地で生まれ育って鍛えられたらエチオピア人は強いです。

風のようにさわやかに走っていくエチオピア人をみていると

かっこいいな。と、みとれてしまいます。

 

次の東京オリンピックでも

ぜひ、エチオピア人の活躍をチェックしてみてください!!


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ちなみに私も人生初のハーフマラソンを無事に走りきることができました!

体はボロボロになりましたが

達成感は素晴らしいですね!!

良い経験になりました!

日本に帰ってからもまた挑戦してみたいと思いまーす!★

万能「Taffa」

エチオピアに来てから

アムハラ語というエチオピアでしか使われていない言語を

使うようようになりました。

 

エチオピアは英語はまぁまぁ通じますが、

アムハラ語の方がもちろんやり取りがしやすく

私の活動先の方々は英語がほぼ通じず

アムハラ語のみでのコミュニケーションになるので

毎日勉強です。

 

このアムハラ語、

とーーっても語彙が少ないように思います。 いや、もしかしたら、

日本語が語彙が多すぎるだけで

ほかの言語も少ない語彙で十分なのかもしれないけど・・・・。

 

例えば、日本語で

①無くなった

②停電

③断水

④忘れた

⑤品切れ

⑥「久しぶり!」

これらの意味をアムハラ語ではすべて「TAFFA」(タッファ)と表現します。

まぁ、意味しているもの、起きていることは 元々あったものが消えるという内容ではありますが、

万能すぎるなぁ・・・タッファ。

 

普通の会話の中で

「あ、こういう場合もタッファが適用されるのか!」

とびっくりすることが多々。

こんな万能な単語がほかにもいくつかあるので、

日本って、なんてたくさんの語彙がある国なんだろう・・・と

逆に思ってしまいます。

日本語を操っている日本人はすごいなぁ・・・と。

ちなみにエチオピアのアムハラ語は

実はすごい言語で、 他のアフリカ諸国と違い「フィダル」と呼ばれる独自の文字を持っています。

なので、私たちが普段見慣れているファンタも ここエチオピアではこんなパッケージ。

 
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街の中にもこんな文字があふれています。

独自の文字を持つがゆえに、

識字率もアフリカ内では高いのだとか。

私も少しずつ覚えてきて、

街を歩きながら看板をブツブツ読み上げています。

ひらがなを覚えようとする幼児のように

文字をお勉強中です。

これが、文字の一覧。

 
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フィダル文字初心者の私には

このフィダル表が欠かせません!

ETHIOPIAN TIME

チオピアの時間の流れはほかの国とは少し違います。

赤道の近くに位置するエチオピアでは
年中、日の出・日没の時間が変わりません。

なので、朝6時に時計も0時から始まります。
そこからヨーロピアンタイムの7時がエチオピアンタイムの1時、
ヨーロピアンタイムの8時がエチオピアンタイムの2時・・・
といった具合に、6時間差で進んでいきます。

お昼の12時はエチオピアンタイムでは6時です。
日没を迎える夕方6時は12時になるので、
夜の時間がまた始まります。

エチオピアの人々は
太陽と一緒に暮らしているのですね!

活動の中で、教育局の方々など、現地の方と待ち合わせしたり
時間を教えたりするときに
間違ってヨーロピアンタイムで行ってしまうと大変です!
夜9時に待ち合わせ!?!?
なーんてびっくりびっくりすることになってしまいます。笑

エチオピアはカレンダーも独自のものを持っています。
エチオピアは現在2010年。
カレンダーは、今日は3月23日です。
カレンダーは13月まであります。

それは1か月が30日で、あまりの5日ほどが13月目になります。

何とも不思議な国ですよね・・・。

日本の、睦月、如月・・・のように
エチオピアの月は独自の呼び名もあります。


ということで、時を表すものが
全てエチオピア独自のものになっています。

その文化を大切に、
周りの国に惑わされることなく、使い続けているところも
素敵だなぁと思います!

 

日本製が欲しい!?

日本製のものはいいものばかり!

と、エチオピアの人々はよく言います。

 

配属先で私が持っているものをみていつも

「日本製のものは質が良い!」
「日本人は優しい!」

というときは、いつも最後に

「それ、ちょうだい」
と甘えた声で言ってきます。

はい、あげません。
あたしだって必要で使ってるんだから。


けど、日本製の良さを知っている同僚なので

私が職場で使っている日本製の石鹸が

こうして急に半分無くなってしまうのです。

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一言言ってくれれば、貸してあげるのにね。

石鹸だからまだ、いいですが
(いや、その行為自体が良くないが)
これが文具とかだったらがっかりです・・・。


この後、この石鹸をティッシュにくるんで鞄に
入れいている場面を見てしまいました・・・。

怒る気力もなかったし、完全犯罪だと思っている彼女に
声もかけられず・・・。
私の石鹸の半分は彼女と一緒に家に帰っていきました。


はぁぁぁぁぁ。

 

 

一緒に食べよう!

エチオピア人は人との距離感が
近いよーな。
一緒に生きてる感が日本より強い。

いつも野菜を買っている八百屋のお姉さんが
併設してるご飯屋さんの中から

「おいでよ!インジェラうんねぶら!」
インジェラ一緒に食べようよ!
と、誘ってくれて
お店のスタッフ数人と一つのお皿から
インジェラをいただきました。

幼稚園の休憩時間も
「お昼ご飯これから?うんねぶら!」
と、誘ってくれます。
それぞれのお弁当箱のインジェラを順番に食べていく。

一人目のインジェラを食べ終わったら
次の人のお弁当箱を開けてみんなでつつく。
やっぱり一つの皿からみんなで食べることは
お弁当箱だろうがお店のお皿だろうが一緒なんだなと。

一つのお皿から一緒に食べる。

その中で生まれる人との関わり
「これおいしいね!」
「このクンチャ(という食材)昨日買ったの」
「家族元気?」
「今日の授業どうだった?明日会議だね・・・」
「そのスカートいいね、いくらだった?」
などなど。
いろんな会話がはずみます

食を通した人との関わりって、すごく日常的で自然なことだし
特別なものではないけど
だからこそ、欠かせないものなのかな、と
改めて思います。

私もアムハラ語をもっと上達させて
インジェラ食べながらスムーズに会話したいなぁ